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パンク・ロック

パンク・ロック

1960年代に於けるアメリカのアンダーグラウンドでは、従来のロックの枠には収まりきらない新しいスタイルのバンドが誕生していた。彼らは、演奏テクニックも楽器も充分には持ち合わせていなかったが、伝えるべき自分の感情を思いのままに演奏する奔放さがあった。人種差別、泥沼化するベトナム戦争、冷戦関係といった政治思想を抱えた反社会的精神はアンダーグラウンドでうねりを上げ、1965年ニューヨークで結成されたヴェルヴェット・アンダーグラウンドによってそのフラストレーションは解き放たれた。今までタブー視されてきた同性愛やドラッグなどをテーマにした攻撃的で暴力的な音楽は、1970年代のニューヨークのライヴハウスやクラブなどで活動していた、テレビジョン、パティ・スミス、ラモーンズ、ブロンディなどに受け継がれ、彼らのスタイルはニューヨーク・パンクと呼ばれた。このムーヴメントに刺激を受けたマルコム・マクラーレンは自国のイギリスにパンクを輸入し、1976年11月にセックス・ピストルズを「アナキー・イン・ザ・UK」でデビューさせる。

ロンドン・パンクは、商業ロックとは無縁なライブハウスやパブなどで展開されていたパブロックを下地にして、失業問題が深刻化した社会情勢と巨大産業化したロックのアンチテーゼとして全英中に圧倒的な支持を獲得していった。
日本への影響は、1978(昭和53)年5月に六本木にオープンした貸スタジオのS-KENスタジオや新宿ロフトを拠点にした、フリクション、リザード、ミラーズ、S-KEN、Mr.カイトを中心とした「東京ロッカーズ」と総称されるバンドの集合体であり、ここに日本のパンクのルーツを見ることができる。彼らは、「オレたちにもできる」という DIY (Do It Yourself) 精神を背景に、既存の商業主義とは無縁な活動を展開して、「パンク仕掛け99%」「Blow Up! Tokyo Rockers GIG」などのギグを定期的に開催、2大オムニバス・アルバム「東京ROCKERS」と「東京ニューウェイヴ’79」をリリースしている。

1979(昭和54)年8月に6日間にわたって新宿ロフトで開催された「DRIVE TO 80′s」は全国からシーンを代表するバンドが集結した日本のパンク・ロックのエポックメーキングなイベントである。各地のライブハウスを中心にパンク・ムーヴメントは広がりをみせ、東京勢としてスターリンやゼルダ、関西ノー・ウェーブ勢のINU、非常階段が登場。

80年代に入ると、規制の少ない自己表現の場としてインディー・レーベルが定着し、ラフィン・ノーズ、ウィラード、有頂天が「インディーズ御三家」と呼ばれるまでに成長し、テクノ・ポップ系の「テクノ御三家」P-モデル、ヒカシュー、プラスチックスやビート・ロック系の「めんたいロック」ことシーナ&ザ・ロケッツ、モッズ、ルースターズなどを総括してニュー・ウェイヴと呼ばれる潮流に発展していく。(2001年12月23日)

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